イギリスは2035年で内燃機関搭載車両は販売禁止へ 今の日本だと困難な道のり

自動車

イギリスのボリス・ジョンソン首相が2月4日に行った会見で発表したのが、イギリス国内でのハイブリット車も含むガソリン及びディーゼルエンジン車の新車販売の禁止です。

温暖化対策としてガソリン車等の内燃機関を動力源にもつ自動車の新車販売の禁止は他の国でも導入が発表されていましたが、イギリス政府が今回決定した内容は現状も踏まえて一歩踏み込んだハイブリット車まで禁止となる内容です。

欧州の自動車メーカーが失敗したディーゼルエンジンに替わるものとしてハイブリット車のラインナップを増やしていただけに、日本だけではなく欧州自動車メーカーにとっても対応が急がれる内容になりそうです。

COP26自国開催に合わせた政治的な立場の発言でもある

今回ここまで踏み込んだ発言となったのは、少なからず政治的な事もあってのようです。

というのも11月にイギリスでCOP26が開催されるのです。
COPとは温暖化問題を世界の国々と話し合う会議です。 京都議定書やパリ議定書等聞いたことあるのではないでしょうか?

会議後に対策等の話がまとまれば締結し議定書となるあれです。

アメリカは破棄したり一部国は守れてないのではといわれているので、拘束力はないし大国のやる気がないのでやらないよりましな感が出ていますが・・・。

まぁそんな会議に向けての国内外に向けてのアピールという側面もあるようです。

イギリスはEU離脱も決定しましたし、注目は集まっている中ですので本当の意味でのゼロエミッションに向けた世界の実現に向けては大きな意味を持つ事になるのかもしれませんね。

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日本の自動車保有台数は約8200万台 そのうちのEVは?

2019年の自動車保有台数は「81.789.318台」で過去最高の台数となっています。
自動車離れとか言ってますけど、自動車は減ってないんですね~。

そしてEV車の台数は「107.709台」でこちらも過去最高の台数となっています。

2018年のEVの台数が「93.145台」ですから1年間で見ても約7000台増えているのです。
その前を見ても1万台前後のペースでは増えてはきているので、こんなものなのかなという感じではないでしょうか?

街中で遭遇するEVだって1日で多くて数台でしょうから、全体に対するEVの比率というのは皆さんの感覚的なものと近いのではないでしょうか?

さて問題になってくるのはこのペースではまったくもってEVに切り替わらないという事です。 私の感覚ではなんだかんだでリーフは見かけるなという感覚ですが、恐らくプリウスが最も売れたぐらいの時の街中にあふれるぐらいの速度でないとあと15年では禁止するのは難しいでしょう。

全部が入れ替わる必要はないのですが、EVしかない世界になるのですからそれまでに自動車=EVに私達の生活や考えも含めて変わっていなければならないのですから、その難しさを知るにはいい実例なのかなという気がしています。

今ではハイブリット車が当たり前なので保有台数も急激に伸びている

          保有台数

2019年   8.484.948台

2018年   7.539.094台

2014年   3.843.378台

2009年    535.964台

2018年度からでも945.854台も増えています。 そして登場以来前年比プラスを続けているのはEVも同じですが、その伸びが全く次元が違うのです。

2009年の保有台数を2018年から増えた分がすでに約2倍に達するなど、10年間での伸びは凄まじいのです。

まぁトヨタばかりでなく今では多くの自動車メーカーが採用していますから当然なのですがね。本格的なハイブリットがないのは軽自動車ぐらいというのが今の日本ですから。

これだけでも温暖化対策には低燃費で貢献はしているでしょうが、昨今の異常気象を考えるともっと進めなければいけないのは確実でしょうしね。

あとはすでに排出してしまった温室効果の高いものを回収する技術が進む事で、徐々に綺麗な地球へと戻るのでしょうが悠長に待つほど時間があるのか?でしょう。

自動車という世界のどこでも排ガスをまき散らすものが無くなる事で少なくとも現状でほぼ止まることを考えれば、年数を決めてイギリスの様に取り組む事がやはりいいのでしょうね。

普及する事で見えてくる事分かる事はもちろんの事、その電気の作り方まで行きつくわけですから難しい目標でもそれそ示すのも政治家の役割。

いろんな意味があったのかもしれませんが、明確な目標と逃げ道を見せなかったのは今後続く世界の国々の対応にとっても大きな意味を持つものになることは間違いないでしょう。

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