インディカーシリーズ第15戦ゲートウエイにおいて、日本から唯一参戦中の佐藤琢磨が優勝しました。
第3戦も優勝していますので、今期2勝目となります。
これで今季のドライバーズランキングも6番手にあがり、残り2戦を残すのみですが更なる上位を獲得するようなうれしいニュースをもたらしてくれるかもしれませんね。
しかしいくらモータースポーツ冬の時代とは言え、もう少しニュースで取り上げてもらえないものなんでしょうかね?
かなりの偉業だとおもうのですが・・・・・。
0.0399秒差 一時はラップダウン 相変わらず熱い走りの琢磨
インディ500の最終ラップで優勝を狙い果敢に攻めて優勝を逃すなど、アグレッシブなドライビングで人気なので、いつも熱いレースを見せてくれるのですが今回は過去のレースでも1~2を争うほど劇的なものでした。
予選5番手と好位置だったもののスタートに失敗。 その後も頑張っていたもののレース中盤までラップダウン(周回遅れ)だったんです。
インディカーシリーズ恒例のSC(セーフティカー)によるフルコースコーションで目まぐるしく順位が変わるのですが、今回はこれをうまく使い優勝をかっさらってくれました。
しかも最後は猛追を受けて2位との差は「0.0399秒差」というドラマの様なエンディングで幕を閉じました。
諦めず粘り強く走り続けた事で、とっても大きな勝利を手にする事が出来ました。 見ていると面白いですが、心臓に悪いですね。
運も実力の内

予選からぶっちぎりで優勝。 見ているほうも安心。
こんな状態で勝てるなんてのは、そうそうありえません。
しかも第3戦での優勝が「ポールトゥウィン」。
まさに今書いた通りでの優勝ですから、そうありえないので今期はもうこれでの勝利はないでしょう。
そこまで力の差があるわけではありませんからね・・・。
なので最後まであきらめずに走り続ける。 これが奇跡の様な事も生むのです。
また今回のサーキットは「オーバルコース」ですので、事故などでSCとフルコースコーションを上手に使う事が逆転優勝も生みますので、ちょっとした運なども味方するときもあるのです。
運を引き寄せるというのも「ドライバーが持つ能力」でしょう。 ただそれには愚直なまでにレースをし続ける事が大切なのです。
モータースポーツはホンダの時代到来か?
F1でも今期復活の優勝をとげる等、ホンダの勢いが止まりません。
新車の売れ行きは暗雲が立ち込めていますが、モータースポーツでは今期最も勢いがあるのはホンダである事は間違いないでしょう。
モータースポーツの最高峰「F1」北米最高峰の「インディ」そして日本で今唯一観客を呼べる「SuperGT」今期は参戦しているそれぞれのトップカテゴリーで優勝していますので、今期の台風の目とホンダがなってきそうです。
インディも今シーズン残すところあと2戦です。 今季好調の琢磨ですからきっと残りもやってくれる事でしょう。
日本代表としても頑張ってもらいたいなと思います。

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