スズキがパキスタンで海外では初の軽自動車の生産・販売を開始へ

軽自動車

2019年6月15日より、パキスタンにおいて日本で販売されている軽自動車「アルト」の販売を開始した事が発表されました。
日本独自規格ですので、今までは国外では同じ仕様での販売はされていませんでしたが、今回初の生産・販売へと戦略が変更になったようです。

スズキはこれまでエンジンは排気量を大きくしたものを搭載して販売はしていたものの、国内の軽自動車規格のままの新車を投入するのは初の試みになります。

MINIだって長年愛されているのだから、今の軽自動車規格ならば問題はないのでは?

現行はだいぶ大きくなっていますが、いわゆるクラシックMINIはかなり小さいです。 私も幾度か乗りましたが、まぁ小さいですね。
はっきり言って今の軽自動車の方が広いです。

しかしMINIは大柄な体格な方も多いイギリスのクルマです。 欧州でも人気ですしあのサイズのクルマに良く乗るものだと思ったものです。

ですので昔から私はなんで軽自動車を販売しないのだろうとは思っていました。 大きさや排気量がデメリットではないと思うのです。

コスパが良いというのは日本車は世界で知られていますから、その究極な形が軽自動車ですから受け入れられる国はあるとおもったのです。
日本でだって新車でも100万円以下でも手が届き、燃費も良く4人も乗れますし、なんといっても丈夫ともなれば新しいジャンルとして行けると思うのです。

アメリカでは軽トラがちょっとしたブームになっているとか・・・・。 意外と小さいボディとかデメリットではないのですよね。 面白い事に。

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パキスタンの市場規模は?

皆さんもなんとなく推測できるでしょうが、パキスタンの自動車の市場は小さいです。 2018年のパキスタンでの自動車販売台数は約21万台だそうです。
日本がだいたい500万台ですから1/20ぐらいです。

マーケットとしてはまだ誕生したばかりの赤子です。 台数は期待は出来ません。
インドがそうであったように、スズキは誕生したばかりのマーケットに根付いていくのがとても上手なのです。

マーケットの拡大と共に成長していく、現地に根付いて活動するまさに今求めらてのを体現できるのがスズキでもあるのです。 インドでの経験がノウハウとして蓄積されていますので、現地の方にとっても魅力あるラインナップが形成されるでしょう。

経済も豊かになり発展してくれば、ハイペースで自動車保有率も上がるでしょうから今後この展開も有り注目の国がパキスタンになりそうです。

スズキのパキスタンでのシェアは約52%

スズキの2018年のパキスタンでの販売台数が約11万台。 ですのでパキスタンにおいてスズキのシェアは約52%となります。

販売台数では小さいですが、シェアは確実に広がっています。

ちなみに2位はトヨタで約25%、3位はホンダで約20%なので、ほぼほぼ日本メーカーの独占です。

国内ではスズキとトヨタの提携って意味あるの?って思いますが、こうしてみるとメリットの大きさが見てとれます。

~小型車が主力のスズキは市場形成初期から入り込み根付いていきます。 経済の発展と共に収入も上がりますから購入できるクルマも、コンパクトカーからその上へと向かう層も多くなってきます。

するとトヨタの出番というわけです。 今のところ壊れないトヨタの需要は現段階では四駆車などが引き合いが強いですが、セダンやミニバンなど多数あるラインナップが紹介される事で販売も伸びるというわけです。

全方位でトヨタグループとして市場の成長と共に歩んでいくわけです。 

東南アジア~中東~アフリカ この地域では自動車の市場はこれからという国が多いですから、スズキが畑を耕しトヨタが花を咲かせる。 まさにウインウインな関係なのです。

なのでスズキにとっても軽自動車を国外で販売するというのは、大きな意味を持つのです。 初期では~小型車が主流ですから、手の届きやすいメイドインジャパンの代名詞とも言える軽自動車の投入は市場を掌握する為の新たな武器として、大きな期待をうけての戦略変更ではないでしょうか?

世界中のライバルも黙って見過ごしてはくれないでしょうから、これからこの地域は激戦区となりそうです。

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