モータースポーツの最高峰F1に参戦しているホンダに新たな勲章がもたらされました。
8月3日に開催された第12戦ハンガリーGPの予選において、アストンマーティン・レッドブルレーシングから参戦している「マックス・フェルスタッペン」がポールポジションを獲得しました。
ホンダにとっては13年振り、そしてマックスにとっても初となるポールポジションとなりました。
ホンダのF1復帰後の歴史に新たな1ページが刻まれる事になりました。
F1チャンピオンやコンストラクターの獲得など、まだまだ夢は続きますが・・・・。
最強メルセデスを抑えてのポールポジションは価値がある
ハンガリーGP予選結果
現F1参戦チーム最強最速として君臨しているメルセデスの2台を抑えてのポールポジション(PP)。
これはとても価値があり今後のレースでも期待をしてよいという事を意味すると思います。
というのもPPをとるには単純な速さが必要になります。 タイミングというファクターもありますが、1周をベストラインで走り抜ける速さ、エンジンパワーとコーナースピード等も含めてないと獲得できないのです。
ですのでとても価値があるのです。
そしてレッドブルが好調なのは6位に入っているガスリーでも証明されます。 メルセデスとフェラーリには勝てませんでしたがここをとれるというのは、現在のレッドブルの位置はメルセデスそしてフェラーリにも並ぶチームにまで到達した事を意味するのです。
現状大きく差がついているマックスとガスリーの差は現在の才能を含めた差という事ですね。 二人共若く才能あふれたドライバーですから、今後は良きライバルとなるかそれとも・・・・。
第12戦ハンガリーGP決勝の結果

残念ながらポールトゥウインとはいきませんでした。
しかしながら2位獲得したうえにポールポジションそしてファーステストラップに関しては2戦連続をマックスは獲得したわけですから、完全制覇とはいかなかったけど十分な成果であったと言えるでしょう。
耐久性には太鼓判を押されていましたが、そこに速さがとうとう加わったわけですから、これからはいくらでも狙えますからね。
ホンダPU搭載マシンは全て完走する機会も増えて、データも毎戦とれるようになったのですから今後のレースも安心してみる事もできますしね。
後半にきてメルセデスが表彰台を独占できなくなってきている
今期は第10戦イギリス迄メルセデスの2台がW表彰台でなかったのは2回だけでした。しかも4位と5位ですから、運もありますからそこまで揺るがすものではなかったですがここ2戦は「??」と思う結果が続いています。
第11戦ドイツではハミルトンが9位、ボッタスがリタイアです。
そして今回の第12戦ハンガリーではハミルトンが1位だったものの、ボッタスは8位です。
まぁ2戦ではありますが、勢いが弱まってきたかなという印象を受けます。
それに比べるとレッドブルの速さが本物になり、更なる飛躍を見せるようになってきました。
勢いに乗ったチームと失速したチームに感じます。 失速は言い過ぎですかね・・。ここまでがうまくいきすぎていたのもあると思います。
今期はホンダPU搭載チームの完走率は高くなっています。 その事でPUだけでなくエアロパーツなどの開発にも好影響が出ていると言われています。 やはり走らないと生のデータが得られませんからね。 いくらシミュレーターが優秀になってもこればかりは実走行のデータに勝るものはありませんからね。
安定した成績をドライバーを含めチームが続けたことで、開発などチームに関わる全てに風が吹いてきた。 そんな良い風を感じます。
なのでこれからも活躍してくれる事でしょうから、ホンダファンだけでなく面白いレースを見る事が出来ると思いますよ!

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