近年日本では燃費が良く環境に優しいハイブリッド車が市場を席巻してしてきました。 しかし地球規模の環境悪化により更なる地球に優しい社会へと向かうべく欧州そして世界一の自動車市場の中国がEVへと舵を切った事により日本でもEVの関心がとても高まっています。
日本は自然災害が災害が多い事も有り徐々にではありますがEVへの関心が高まりつつあるところまでやっと辿り着いてきていたところで、世界的にも動き出した事もあり日本でも多くの方が特別なクルマではなく日常使いできるクルマとしてのEVに注目が集まりつつあります。
さてそんな環境に優しいEVですが、注目するべき点は他にもあるのがEVなので今回はそんな魅力をいくつか紹介したいと思います。
ランニングコストが激安なのがEVの魅力
現在一番燃費が良い自動車はトヨタのプリウスです。 このプリウスのグレードで最高の燃費を記録する「1.8E」で39km/Lになります。
月に1000km走行すると約25.6Lのガソリンが必要になります。ですのでガソリン1L141円(今日の全国平均のガソリン価格)で×と3609円になります。ただしカタログ数値なので理論上の数値になります。
EVの代表は日産のリーフで見て見ましょう。 電気なので比較が難しいのですが、航続距離が400km(570kmのe+)になります。 なので1000kmですと2~3回の充電(急速充電だと)そして時間にして1時間から1時間半の充電時間となります。
これでは比較がするには無理がある内容がある内容なのですが、リーフにはガソリン車にはないサービスが日産から用意されています。
それは全国にある5860基以上の急速充電器を2160円(税込み)で使い放題となるプランが用意されているのです。 ですので月の走行距離に関わらず定額の2160円で利用できるのが日産リーフの魅力なのです。
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もちろんこれは将来的にガソリン代が安くなれば逆転可能ですが、まぁ現実的ではないですし走行距離に関係なくというと、このプランは現在最強と言えます。
自動車に必須のメンテナンス費用もコストダウンが可能なのがEV
自動車は走行する事からどうしてもメンテナンスが必須です。 その中でEVである事でメンテナンスに有利な事があります。
- エンジンオイル交換 オイルエレメント交換
- ブレーキパットの寿命が延びる
ハイブリットであってもエンジンはあるのはご存知と思います。 このエンジンを保護・円滑に作動させるなどの理由からエンジンオイルというのが絶対に必要になります。 劣化もする事からエンジンオイルは定期的な交換が必要となります。 エンジンの排気量にもよりますが、5000円程はかかるでしょうか?
しかし電気で走るEVにはエンジンがありません。 ですのでこのエンジンにかかるメンテナンス費用というのは全く掛かりません。 頻繁に交換をしないとはいえ長い付き合いとなるクルマにとっは意外と負担になるものかとおもいます。
そしてブレーキパットなのですが、日産リーフですとe-Pedalという回生ブレーキの性能を活用した1ペダルで走行が可能となるシステムが搭載されています。
このe-Pedalではアクセル操作で停止状態まで可能となる事でブレーキを踏む機会が少なくなります。 その事でブレーキパットの寿命が延びるというわけです。
細かい話ですとエアフィルターやスパークプラグなどエンジンがある事でかかるメンテナンス費用というのもありますので、メンテナンス費用の面でもEVは有利であるといえるのです。
車両価格が下がればもはやガソリン車の魅力は無い
走るというのを楽しむにもリニアに加速するモーターで走行するEVに分配が上がります。 しいて言えば高まるエンジンサウンドという聴覚を刺激するものが無いというところでしょうか?
魅力あるEVですが充電という事の他にも現状は価格面でガソリン車には対抗できないというのがあります。
今回比較対象とさせてもらったプリウスとリーフを見て見ましょう。
- トヨタ・プリウス 251万円~369万円
- 日産・リーフ 324万円~472万円
EV・ハイブリットを背負う2台において実にこれだけの差が現状あります。 しかしこの差を埋めるのが国や地方自治体が行う補助金になります。 お住まいの地域にもよりますので気になった方はこちらでご確認を
参考までですが2018年でリーフに関しての補助金は40万円程だったとか。 補助金をもらうには条件があるので注意が必要です。
補助金を使ってでもプリウスとリーフの間にはまだ50万円程の差が生じています。 この差ですと流石に燃料代・メンテ費用が安くても差を埋めるには相当な時間と距離が必要になってしまいます。
ですのでEVをいま語る上で車両価格を言われてしまうと、流石に厳しいのです。 EVはまだちょっと価格面で考えるにはエンジン車との比較できる存在にはなれていないのです。
なのでエンジン車に変わる量販車としてはEVはまだなれていないという事にはなってしまいます。
EVはなぜ高いのか? それはバッテリーによる価格差なのです。ですのでまさにこれからEV時代となるべく多くのメーカから続々とEVが販売される事により製造コストが下がります。これからその差は劇的に狭まる事になる事でしょう。
性能そして小型化もますます進みますので限界とも言われる内燃機関(エンジン)とは違いいろんな可能性をも持つのがEVなのです。クルマとしての未来も明るいといえます。
そしてEVには他にも多くの魅力を併せ持った車ではありますので、環境意識の高い方だけでなく未来や新しい技術が好きな方にもとても魅力的なクルマであることは間違いありません。
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