リコールに不具合 スバル相次ぐ不祥事に現場も疲弊 業績も悪化へ

自動車

燃費不正から始まり検査員の不正とその不正の年数の長さから好調の裏にとんだ問題を抱えていたことが露呈したスバル。

ひとまずこの問題への対応も済み出直しを始めるかというところで、今度はリコールとステアリングの部品不具合という事でラインが止まるなど、業績に直結する新たな問題が浮上しています。

リコール作業は1台に2日かかる程の大変な作業 いつ終わるのかも目処立たず

自動車メーカー各社がエアバックのリコールで大変な台数が対象になっていましたが、スバルが直近にリコールを提出したバルブスプリングの不具合が現場をも苦しめる大変な作業だという事が分かりました。

エンジンにガソリンと空気の混合気そして排気ガス排出する為のバルブについているスプリングに不具合があるそうでこれが交換の対象になります。

台数にして40万台日本だけではなく北米で販売した分もあるのだそうです。 そしてこの問題最大の点が1台の作業に2日もかかる事です。

一般的な直列やV型エンジンならば簡単ではないものの、ここまではかからないのですが、スバルの魅力の1つであるボクサーエンジンである事が時間がかかる最大の理由となっているそうです。

ボクサーエンジンは180度バンク前から見たら直線状に左右にピストンが動きます。 なので重いエンジンの低重心化がおのずと出来るわけです。 これが運動性能に良い効果をもたらすのは今更だな話だと思います。

ですが事エンジン本体のメンテナンスという事に関してはこの事が作業スぺースがとれないというデメリットを生むのです。 という事でこのバルブスプリングの交換のリコールではエンジンを車体から外しての作業となるそうです。

付帯作業も含めて実に多くの時間がかかってしまうというわけです。 しかもリコールですから利益も生みません。 

ここまでくると現場スタッフも相当大変な思いをしている事でしょう。 それでなくとも謝罪の日々ですから現場の疲弊度というのは相当なものでしょう。

そして来る日も来る日もリコールを進めても、2日に1台では月にそう出来るものでもないでしょうから、ユーザーもスタッフもいつ終わるのかと終わりの見えない作業と負担感でしょう。

生産ラインもステアリングのパーツ不具合でライン停止とか

こちらはスバルではなくパーツサプライヤーの問題なのでしょうが、操業が完全に止まっているそうです。 数日で解消されそうらしいですが、こちらもイメージはよくありませんね。

こちらもいずれ市場に出てしまった車もあるでしょうからリコールとなるのでしょうかね? エンジンの方でも終わっていないのにですから現場は相当追いつめられている事でしょう。

リーマンショック以降も北米を中心に国内でもSUV人気に引っ張られる形で、販売台数の拡大そして業績の好調さは続いていましたが、相次ぐ不祥事でとうとう成長には陰りが出始めてしまいました。

あの三菱でさえも好調な海外マーケットのおかげでプラス成長だというのにです。 好調から見事なまでの大失速になりそうです。昨年も年間でも業績の悪化は出ていましたが、今年はさらにこの状況では悪化となる事でしょう。

見事なまでの凋落ぶりにはさすがにびっくりです。 ただ内部でこうした問題を抱えていれば歪みが出るのは当たりまえですから、身から出た錆という事なのでしょうけど。

成長を続けたスバルもそれは昨年まで。 ユーザー離れも進む事でしょう

国内自動車メーカーは好調を維持していますが、スバルをしばらくはきつい状況から脱する事は難しいでしょう。

VWが復調するまでに2年程の時間がかかっていますから、スバルもこれから2年程は低迷する事でしょう。 しかしされどなのかたかがなのか?

自動車産業にとっては2年というのは大きく状況が変化してしまうには十分な期間といえるでしょう。

変革期を迎えた自動車は日々新しい技術が生まれています。 そして所有からの脱却というのもじわじわと進んできています。

東京オリンピックもすでに終わった後ですし、長く思えても実際には短い事でしょう。 時代が変わるスピード早くなってきていますし、EVや自動運転なんかも思っている以上にシェアを伸ばしている事でしょう。

ドル箱の北米が奪われかねない程の時間である事は少なくとも間違いはありません。 北米が大きなエンジンとなり拡大路線へと進んだスバルはもしかしたら北米の不振で販売・商品の戦略を見直さなければいけない事態になるのかもしれません。


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