レクサスの累計販売台数がブランド誕生から30年で1000万台突破 

登録車

北米のマーケットに向けたプレミアムカーブランドとして1989年に誕生したレクサスも今年で30年となりました。

紆余曲折ありましたが30年トヨタが育てた甲斐がありこの度、累計販売台数が1000万台を突破した事が発表されました。

欧州メーカーやアメリカのメーカーが独占していたこのカテゴリーに、品質や安全性という従来のプレミアムカーの持つ魅力に信頼性や経済性そして充実したアフターフォロー体制といった日本メーカーが得意としている分野をプラスする事で新たなプレミアムカーブランドは成立するという戦略でトヨタが周囲の批判的な意見を受けつつも進んできました。

北米での人気はトヨタの予想を超える程の結果をもたらしたのは言うまでもなく皆さんもご存知かと思います。 ただそこからグローバル展開を目指してからはなかなか結果がともなうものではありませんでした。

国内そしてグローバル展開を始めたものの結果が出なかったレクサス

2003年より国内そしてグローバルでのレクサスブランドを展開するべく体制が再編されました。 が国内においてさえもしばらくは上手くはいきませんでした。

レクサス店の少なさや販売の姿勢など結構批判が出る事態となっていましたよね。 私は買える程の収入ではなかった事も有り見に行きませんでしたが、そうした見に行くという事でも対応がとかカタログもらうにしてもくれなかったとか様々な話が伝わってきていました。 本当だったのかは分かりませんが・・・・。

いろいろ原因があったのでしょうが、レクサス低迷の原因は車種の少なさとトヨタ車との違いですね。

今でこそフラッグシップのLS・LCからSUVそしてFFセダンまで、幅広いラインナップになっていますが最初は少なかったですからね~。

そしてちょっと前まではトヨタ車として販売していたのが、レクサスのエンブレムをつけて販売したところで中身が違っても???でした。 個性というのがあまりにも無さ過ぎました。 それが現在も続く統一デザインとスピンドルグリルという特徴を持つ事で一気に浸透したという事ではないでしょうか?

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流石のトヨタでも何でもはうまくいかない プレミアムブランド「レクサス」生みの苦しみは長かった

レクサスは現在ではトヨタ車をベースにしながら、トヨタより厳しい基準で仕上げられていたり細部までこだわり和テイストや様々な新しい手法を取り入れるなどそういった特別な取り組みを多くのユーザーに認知してもらえたことで、日本におけるプレミアムカーブランドとして欧州車に負けない地位を確立しました。

しかし誕生から30年、本格的に世界展開するブランドとして再編されてから約15年。 実に多くの歳月を要してしまいました。

ただ今でも順調に毎月販売台数を伸ばし続けている事からも、ここまで頑張った意味はおおいにあると思います。 そしてこれはトヨタだけでなく自動車メーカー全体にとっても価値あるチャレンジだったと思います。

何といっても「量産車メーカーにプレミアムカーブランドは作れない」と言われていたわけですからね。 時間はかかりましたが、本当にすごいチャレンジだったと思います!

レクサスの成功はトヨタにとっても大きな財産を得た

欧州でも順調に数を伸ばしてきましたね。 2018年には欧州での販売台数が7万6188台となり国内5万5098台でしたから、日本よりも販売を上回る程まで成長しています。

欧州ではベンツやBMWを始めとした世界的なプレミアムカーブランドのおひざ元ですから、ここで数字を伸ばすという事は難しい事なんですよね。

長年こうした本物のプレミアムカーブランドを見ているわけですから、日本人よりも目が肥えているわけですから欧州で結果が出たという事は成功と言っても良い事でしょう。

レクサスの世界的な知名度が高くなったわけで、販売やシェアと言った本業としても財産を得たといえます。 しかしもう1つトヨタにとって大きな財産があるのです。

それはデザインです。 今までのトヨタは良くも悪くも普通でした。 デザインも自動車の性能に関しても。

しかしレクサスの成功が生んだ宝は「デザインと質感」です。 グラマラスなデザインだったり押し出しの強いフロントマスクだったリ、ドキッとさせる魅力があるデザインが本当に増えてきました。

そのことでトヨタに及ぼす影響からカッコイイと思うクルマがこの頃より多く登場して来ました。 最近ではカムリやクラウンがそうですが、実にカッコイイと思います。 あの初代セルシオを作ったメーカーと同じとは思えませんよね。

トヨタとして出すクルマにもレクサスで得た知識や経験そしてデザインが大きな影響が出ているのではないかと私は思っています。

遊び心が見え隠れしているそんな印象を最近では持ちます。 確立している自動車メーカーと言うのは得てしてこうした部分があるのですが、とうとうトヨタはそうしたものへと向かうのだろうかと感じます。 ただの量産車メーカーからも卒業にもなるのかもしれません。

今後のレクサスの発展には期待するばかりです。 普通からスペシャルへと駆け上ってしまうのでしょうかね・・・・。

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