不振の日産 98.5%減益と世界で1万2500人のリストラという衝撃

自動車

不正問題から続く負の連鎖から抜け出せない日産ですが7月25日に公表された内容が更に衝撃でした。

2019年4~6月の連結決済において営業利益が前期比の98.5%減の16億円だった事が発表されました。

いやはや不振なのはわかってはいたので良くないのは分かっていてもまさかここまでひどいとは・・・・。

どこの中小企業かというような数字ですよね? グローバーバル販売で首位を狙おうとしていた企業だとは数字だけ見たらわかりません。

そしてこうした数字のセットの様にリストラ案まで発表されてしまいました。 こちらもまたかなりな人数となる1万2500人となります。

グローバルで1万2500人 国内は880人のリストラ

日産グループは世界で約14万人の従業員がいます。 その内の1万2500人ですから、約9%もの従業員がその対象になるわけです。

ゴーン氏が来る前の潰れる寸前からV字回復に至るまでの間にあったリストラ以来ですので、ここまで成長そして拡大してきた分がこれからまた失われる事になるようです。

生産ラインが中心のリストラのようですが、国内の工場も対象で880人が対象になるのだそう。
栃木・福岡にある日産の工場の従業員がその対象になります。

過剰な設備となってしまっているようですが、熟練工の流出はさけられないですから技術の日産の根幹を揺るがしかねない事にならなければ良いのですが・・・・・。

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車種も10%減らすと言うがそもそもラインナップが弱すぎると思うのですが

リストラ案だけでなくコスト削減も含め早期の復活を狙うようですが、ちょっと疑問符ばかりの無いようですね。

たしかに拡大路線を優先するあまりに生産能力が上回りすぎている現状を一日も早く解消する事で削減の効果が早期に出るのは確実でしょう。

しかし売れなくなったのはそもそも売れるクルマが無かった事の方が大きいと言わざるをえません。

国内で言えば売れるのは、軽自動車のデイズ・ノート・国内仕様のセレナ・エクストレイルぐらいでしょう。

それもデイズはやっと今年モデルチェンジをしたもののノートは未だされず。 売れ筋でさえこの有様ですから販売の現場でさえも悲鳴が上がっていました。

モデルチェンジ無しのノートでe-power搭載しただけで国内1位を獲れただけに、日産でも良いクルマを作れば売れるを確信しただけにこの商品力のないラインナップが余計にうらめしい結果を直視せざるをえなくなっていましたからね。

国内で売れている4車種の内2車種は国内専門モデルですから、グローバルで稼げるクルマではないのも決定的に状況が悪いです。 しかも一番売れているのはデイズですからホント救えません。

復活への道筋はこれで正しいの?

確かに一見すると不振の際の対応にはこれなのかと思いそうですが、ゴーン氏が来た際の日産とは違いますのでそれをなぞるのであればきっと失敗するでしょう。

日本でトヨタに並ぶほどにもなれなかったメーカーが世界をとろうとする方がそもそも間違いだったのです。
魅力あるクルマ作りではなく安売りでの拡大という過ちで進んだ事。

まずは間違いをただし現実路線に戻るのは評価しますが、その後が問題です。 いかに欲しいと言われるクルマを作り続ける事が出来るか?愚直にクルマ作りを未来を見てやるしかないのです。

生産ラインの高効率なものへと変えていくなど、聖域なき改革と技術をみがき続けるこの際にトヨタに負けない利益率も求める体質へと変わる事が出来ればまたトヨタと競えるところまではいく事でしょう。

とにかく変わらなければ先はないでしょう。 全体としては日産は良い印象はありませんが、輝く技術や宝は少なからずありますから、失敗を糧につぎへと進んでほしいと思います。

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