世界最大の自動車マーケット中国 2018年は新車販売は28年ぶりの減少

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自動車最大の市場となっている中国が2018年は28年ぶりの減少に転じていた事が中国汽車工業協会から発表されました。

前年比では2.8%減となる2808万600台だったそうです。 2018年は貿易戦争と呼ばれるほど、アメリカと貿易問題で激しいやりとりが本格化した年でしたからね。 やはり先行きの不透明さなどもあり、消費者心理も冷え込んでいるという証でしょう。

すでに切っても切れない輸出入ともに両国間の依存度はたかいですから、今のところは中国に数値として現れたところですが、今後はアメリカにもボディブローのようにじわりじわりと効いてくる事でしょう。

減少する中国市場においても日本車メーカーは大健闘

中国国内では世界中の自動車メーカーがしのぎを削っているのですが、マーケットが冷え込む中でも日本の自動車メーカーの健闘ぶりが目立っています。

1位   日産    156万3986台  2.9%増 過去最高

2位   トヨタ   147万4500台  14.3%増 過去最高

3位   ホンダ   143万2291台  1.7%減

中国市場では国内とは状況が違い日産がトップなんです。 国内の販売台数は半分ぐらいですから、今に日産が販売台数を伸ばしているのは海外だという事がよくわかる数字になっていますね。

逆にトヨタは国内とほぼ変わらずですから、万遍なく大きな市場では人気を得ているという事です。 この辺りがトヨタの強さの秘密なんでしょう。 そしてレクサスというプレミアムブランドが育ってきた今、世界販売でも首位を狙える状態が整いつつあるという事が予想されます。

ただ数を追わないということですから、急に販売が伸びたりではなく地道に足元を固めながら進むのでしょうから、2019年で首位奪還は無いといってもいいでしょう。

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自動車最大のマーケット中国でもホンダの苦戦が目に付く

トヨタとほぼ同じ水準といっても、日産・トヨタは数字を伸ばしているので人気があれば売れるというのは変わらないはず。 今ホンダにかけているのは強力なコンテンツ(車種 モデル)なのでしょう。

国内でも結局目立って売れているのはN-BOXのみで、フィットも減少の一途を突き進んでいます。 定番の売れ筋がいつまでたっても育たないのがホンダの弱点です。 時代を築いたクルマは多いのですが、定番になる程息の長いクルマが無いのですよね。

フルモデルチェンジを2~3回すると魅力が失われるクルマが多いのです。 フィットしかりステップワゴンしかり。

販売を伸ばすという事においては安定して売れる商品は不可欠ですから、ここの失敗から学んでほしいなと思います。

2019年は中国の新車販売は復活するのか?

アメリカとの貿易戦争という意味では先が見えていません。 ですので普通に考えたら難しい事でしょう。

ただ中国が違うのは景気対策を打つのがとても速く規模も大きいので、どういう景気対策を打つのかですがネガティブな市場にとっては起爆剤とはなるでしょう。民主主義とは違いスピード感はありますよね~。

中国に限らず2019年も停滞をする年でしょう。あの方の矛先が何処に向かうのがまったくよめませんから未知数です。

中国が言う通り両国にとって今の貿易戦争という状態は好ましくはありません。 グローバルでの結びつきが強い現代ですから世界中に悪影響しか及ばさないこの状態は一刻も早く是正される事を祈るばかりです。

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