世界最大の自動車メーカー誕生か? FCAとルノー統合はどうなるのだろうか?

自動車

ルノーから日産へ統合の話が浮上し、おお揉めになりそうな事態を想定していましたが、ここにきて驚きの話が急展開に進んでいる事が報道されました。

イタリア最大の自動車メーカー「フィアット・クライスラーオートモービルズ(FCA)」フランス最大の自動車メーカー「ルノー」の対等合併です。

ルノーとの合併となると日産・三菱の2社もそこに加わる話となるので、この合併が決まるとグループで1559万台という最大規模の自動車メーカーが誕生する事になるのです。

世界販売で2位と8位の合併により史上最大の自動車メーカー誕生することになる

但し実現するとルノー・日産・三菱の3社連合で1075万台、FCAが484万台の合計1559万台にも達する巨大自動車メーカーの誕生となるのです。
世界一のフォルクスワーゲン(VW)グループが1083万台ですから、約1.5倍の規模ですので合併や統合しないと追いつくメーカーはいない領域ですから、2019年最大の自動車産業にとっての大ニュースとなりそうです。

これだけの規模となるとコストダウンや合理化などはとてつもない効果が出る事になります。 当面はパーツの共通化だけでもとてつもないコスト削減につながるでしょう。
さらに一歩踏み込んでシャーシの共通化やエンジンなどと進んでいけば、これからますます資金がかかる先進装備や自動運転そして次世代エネルギーに多くの資金と人材を投入できるので、規模が大きいというのはとても重要なのです。

そしてルノーとFCAでは販売の中心になっている市場が違うのも、相手選びとしては最適であるとも言えます。

イタリア政府とFCA フランス政府とルノー 日本政府と日産

日産と日本政府の結びつきは強くありませんが、FCAとルノーはとても政府と近しい関係性となっています。

日産が嫌ったように政府が絡むと経営にとっては足枷となる危険性が高いです。 人員削減・工場の統合などその時々に必要なこうした事が、雇用問題として介入されたりなどすれば企業の力が弱くなってしまいます。

せっかくの規模のメリットが無くなってしまいます。 賃金についてもどうようです。

必要だからやるわけで、わざわざ意味もなく変わろうって事ではないのですがね。 やはり製造業ですからコストダウンや合理化を図るというのは当たり前ですからね。

FCAとルノーでの話し合いでは済まされないでしょうから、今後の発展と展開は政府関与がどれだけ両社共に薄められるかにかかっている事でしょう。

ただ日産にとっては避けれない事態ではあったので、イタリア政府という後ろ盾のあるFCAの登場はルノーの支配権が薄まるので、渡りに船となったのでしょう。

スポンサーリンク

ルノーを狙っているのはフランス政府だけではない

ゴーン氏による不正やルノーの統合の話などの事で、力関係も多くの人が知るきっかけとなっています。

日産とルノーは対等ではない連合ですので、復活を遂げた日産にとっては搾取されるだけで、あまりルノーから得られるものが無いのです。

技術を誇るのは時代遅れの企業だなんていう声もありますが、実際EVや自動運転技術などは日本のトップランナーであり世界でも称されるぐらいの技術はあったりします。
将来のビジョンを示すのが今の主流なんですよね。 そもそも世界で覇権を争うというのですから技術があって当たり前なのです。

この辺りが今の日産の泣き所でしょう。 戦略が古いのです・・・・。

ゴーン氏不在が吉と出るか凶と出るか

複雑に絡み合う関係でもうまくまとめられそうなのが、ゴーン氏なんですよね。
今の日産の経営陣は迫力不足です。 いやいやいってるだけでは、逃げられないのですからルノー日産ではなく、今回のFCAにょる合併案は日産にとってもプラスになる事でしょう。

私達にとってもFCAと3社連合の組み合わせは大きなプラスとなる事でしょう。 価格面や新技術などはシナジー効果も高いので十分ライバルと勝負のできる体制へと変貌を遂げると思います。

予測は出来ませんが、2019年の最大ニュースに名をつられる事になることは間違いなしです。

コメント