堕ちたカリスマ 日産自動車会長カルロス・ゴーン氏逮捕

自動車

不正問題で揺れる自動車産業。 また日産が何かと思ったら、予想外の会長のカルロス・ゴーン氏逮捕のニュース。

ニッサンの不正ではなくホッとしたものの、世界的なカリスマ経営者だけにその衝撃はすさまじくどのニュースを見てもトップで扱われています。 詳細はもうすでにみなさんも目にしているかと思いますので省略するとして、あれだけの収入を得ていてもお金なんですね・・・。

どれだけもらっていても更に欲しいものなのか

公表されていた収入でさえ、私なんかでは想像もできない額なのにそれでももっと欲しくなるのが人間というものなのでしょうか?

ここまでいくと収入が増えても税金がその分増えるので、もうあまり望まなくなるのではないかと思っていたのですがね。 それに普通に納税したって使い切れない額だと思うのですが。 ここまでのセレブともなるとあればあっただけ使うのでしょうかね。

日本の宝くじの1等よりもらっているのですから、十分とも思えるのですが。 もしあたったら一日いくら使えてとか1ヵ月いくらまでならば何年分とか想像しちゃっていた自分の小ささに笑えてきます。

節税ではないのが不思議

こうしたセレブな方の逮捕ですと、収入をごまかすではなくグレーな方法での節税というイメージなので、逮捕理由を聞いた時にはちょっと意外な思いでした。

タックスヘイブンなんかも話題になっていますから、個人で出来る事を最大限とというのはわかるのですがね。 まぁどっちもごまかしているのは変わりはないのですがね。

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日産にとってはこれが新たな成長を生むのではないか

軽状況の悪い企業の立て直しでは定評があったのですが、回復後の成長戦略に関しては・・・・というのは前々から言われてはいました。 コストカッターと言われはしたものの、ああいう思い切った決断とそのスピード感は今までの日本の経営者には無いものだっただけにカリスマと呼ばれるだけの手腕は素晴らしいものでした。

しかし日産復活後においては、トヨタとは対照的にたいした戦略もなくただただ規模の拡大とグループ内での共通化でのコストダウンに終始していたという、カリスマらしさのかけらもないものでした。

確かにこうした取り組みで生産効率を高めて利益を生むというのは大切なのですが、転換期を迎えている自動車産業においては、独自の経営戦略が不足していたと感じます。 よっぽどマツダ等の追い上げてくるメーカーの方がチャレンジングだなとさえ感じていました。

ただこれにより風通しは良くなるでしょうし、いろんなアイデアが出てくることに期待をしています。 意にそわないアイデアだったりは通らなかったであろうことから、いろんな発想も登場する事に期待です。

力が強ければ強い程、年月が長くなればなるほど履き違えてしまうもの

政治の世界だけじゃなく企業でも下手に権力を得てしまうと勘違いしてしまうものは後を絶ちませんね。 えらいのは肩書ですよ!って方は実に多い。

ちょっとした事でも謙虚さを忘れてしまう弱い生き物ですから、それが世界的な自動車メーカー3社の会長ともなればとんでもない権力ですから、壊れてしまうのでしょう。 カリスマと呼ばれた男でも呪縛からは逃げられなかったのでしょうかね。

さて日産にとってはこの問題が解決する事で、今まで溜まってきた膿はすべて出し切れるのではないでしょうか。 良い結果や新商品となると会長が出てきましたが、一連の不正問題では全てを部下にやらせてましたから、こういう経営側の姿勢にも厳しい目がいく事からも今までにない方向へと日産は歩みだすのではないかと考えます。

気がかりなのは長年いた事による人材不足です。 YESマンしか残っていないとかでしたら、何も生み出せないでしょうしね。 いろんなタイプの幹部クラスの人材が失われていない事には期待するしかない。


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