日本のみならず世界でも激戦区のコンパクトカー市場においても、マツダ・デミオの個性は他とは違う輝きを放っています。
デザインテーマの「鼓動」をコンパクトカーサイズに再構築したという事も有り、小さいボディにもかかわらず躍動感あふれるそれでいて高級感のある一クラス上の質感と存在感をもった上質なコンパクトカーとして個性際立つ1台となっています。
今回はそんなマツダのエントリーカーのデミオが2018年モデル販売から少し時間が経ちましたので、イヤーモデル販売後から2019年1月までの販売の動向を見ていこうと思います。
2018年モデルは衝撃の排気量アップがメインのマイナーチェンジだったデミオ
最近ではモデルチェンジの間隔が伸びた事も有り、国産メーカーもイヤーモデルという形で年に一回小変更や新しいシステムへの更新という形で熟成を進める方法に変化しています。
大変革期を迎えている自動車産業ですから、次から次へと新しいシステムが登場していますので結果的にはユーザーとしては最新の装備がついているクルマを待たずに乗れるメリットがあるので結果オーライなのですがね。 以前ですとマイナーチェンジまで待たないといけないというお互いに販売のチャンスを逃すデメリットがありましたが、それも昔話になりつつあります。
さてそんな中マツダのデミオの2018年モデルはエンジンの排気量がUPするという衝撃なものでした。 マツダにとっては今一番良いものに変えただけなのでしょうがね・・・。
詳しくはこちらを見ていただければと思います!

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2018年9月以降のデミオの販売台数
2018年8月30日から2018年モデルが販売されていますので、9月以降の販売台数と順位を見ていただこうと思います。 (順位は総合ではなく登録車のみの順位です)
- 2018年 9月 21位 4643台
- 10月 25位 3482台
- 11月 28位 3172台
- 12月 29位 2484台
- 2019年 1月 31位 2516台
- 2月 26位 3653台
ライバルである日産ノートやトヨタアクアが月に1万台を超えるぐらいなのを考えると、意外な程台数という評価は低いのだなと感じました。 EVのリーフが順位が上だったリ下だったりと台数でいえば競っているのですから。
リーフが皆さんが思っている以上にじわじわと販売を伸ばしていると考えるべきなのかもしれないです・・・・。
ただ面白いのはライバル車のスズキ・スイフトとは良い勝負になっている事です。 一時は両車共にブームになったわけですからここにきて争うとは。
コンパクトカーから軽自動車へ その影響がコンパクトカー市場にもたらしているのか?
経済的な事や軽自動車の性能向上などもあり日本市場はコンパクトカーから軽自動車へとボリュームゾーンは変わりつつあります。
世界にはこの規格はありませんから日本独自になるですが、ガラパゴスでいいと思っています。ジムニーが世界で評価を得ているようにこれからも日本市場で熟成が進めば世界にも受け入れられるのだと思っています。 現に中古の軽自動車も輸出に多く流れていると聞きますので徐々に世界に浸透していると思っています。
そして私自身が軽自動車ユーザーですが乗っていて不満はありません、ちょっと前のコンパクトカーと同等の質感はありますのでクルマとしても総合的に考えても満足しています。 なので私の様に登録車から軽自動車へと流れていく人はこれからますます増える事でしょう。
年収同様に車も格差のある状況になっていく事が予想できます。 これからはコンパクトカー以上からミドルクラスまでは減少の一途となる事でしょう。 1つづつクラスが落ちていき主流は自動車となるのは普通の流れかと思います。
ただEVがこれから普及していく事になりますが、そうなってくると軽自動車への流れは変わるのかもしれません。 そもそもEVとなった場合は軽自動車と登録車を隔てるものをどう決めるのか等の議論になるでしょうしね。
そこまでの未来になると不透明ですが、今はコンパクトカーに乗っていた人が軽自動車へと流れていますので、コンパクトカー以上に乗っていた人のコンパクトカーへの流れよりも多くなるでしょうからしばらくはコンパクトカーからの流出が多いので、コンパクトカーも厳しい戦いになるのではないでしょうか。
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