2018年の新車販売台数は増加だったが、軽自動車が押し上げただけで登録車はマイナス成長

自動車

2018年もあっという間に終わり、いよいよ平成もあとわずかとなりました。 学生の頃は1日1日が長く感じましたが、働くようになってからは、年々時間が過ぎるのが早くなっている気がします。

自動車も新しい時代が刻一刻と次のスタンダードに向けて、変わり始めています。 EVに向けて本格的に動きだす年となりそうな2019年ですが、そんな節目となる最終年であり平成という時代の最終年度の国内新車販売台数の結果が出ましたので、改めて振り返ってみたいと思います。

台数は伸びたものの、それは軽自動車であって登録車はマイナス

日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が発表した2018年の国内新車販売台数は527万2067台でした。 これは前年比では0.7%増になり、2年連続のプラスという形になりました。

内訳としては登録車(普通車や小型車などの白ナンバー)334万7943台で前年比1.3%減、軽自動車は192万4124台で前年比4.4%増と明暗を分ける結果となっています。

一時の販売の不振から軽自動車は復活そして販売増へと加速を始めたと言っても良い年になる事でしょう。

全体ではプラスながらもその中身は歴然とした差が出始めたまさにそんな年になりました。 2018年の比率では全体に対して軽自動車は約36%、登録車が約63%ですので、かつては4割越えしてましたから、まだまだ2019年の伸びしろは残っていますので、今年も同様の伸びを見せてくれる事でしょう。

あとは増税予定ですから、これの影響がどれだけ出るのかにもよるとは思いますがね。 なのでそのあたりのイレギュラーな動きが読めません。

何故まだ新車販売台数は全体ではプラスに伸びた?

国内需要の減少や少子化という割には未だに、減少はしてないのねという方もいらっしゃると思いますが、恐らく一般ユーザーの購入した分に関しては減少はしていると思います。 しかし法人やレンタカー・カーシェアリングといった分もこの数には入っていますので、かろうじてプラスになっているだけと考えたほうがいい事でしょう。

それと最近の残クレや個人リースという新しいクルマの販売形態が、新車販売を後押ししているという側面もあるかと思います。 新車をあきらめていた方にもその機会が生まれるわけですから、このきっかけは大きいのではないでしょうか?

私は軽自動車の販売台数の伸びの一端を担っているのは、こうした残クレ・個人リースなのだと思います。

シェアリングという利用へのシフトと定額サービスという新しいスタイルへのシフト。 自動車は高額商品ですので、利便性が高いサービスへのシフトはとても速いのだなと感じます。

いろんな事故や交通トラブルが近年世間を騒がせている事も有り、新しい技術の進歩がドライバーを24時間無休でアシストしてくれますから、安全性そして先進技術が惜しみなく投入されているクルマへの関心が高まっているのも、あるのでしょう。

特に軽自動車が売れ筋になってからは、軽自動車であっても最新の技術が次々に標準装備となっているので、トータルでの割安感も出ていますので、軽自動車へのシフトはますます高まる事でしょう。

EVへと本格的にシフトしたら軽自動車人気はどうなるのだろうか?

EVでは排気量に相当するのがモーターのパワーになるのでしょうから、今の様なクラス分けがれなされる事でしょうが、そうなった場合には軽自動車というのは残るのでしょうか?

バッテリーがいきなり超小型化はしませんから、今の軽自動車の規格では航続距離だけを見ても最低限を確保するのはすぐは無理でしょう。 ですのでしばらくは登録車が中心となる事でしょう。

なので軽自動車の販売が陰りを見せるのは、私は誰しもがEVを検討するタイミングが来た時ではないかと思います。 日々進化をし続けていますので、自動運転車よりも確実に早いタイミグで意外と早く訪れるのかもしれません。

ここまでに技術的そしてユーザー側の私達の意識は最低限のレベルまで到達しました。ここに至るまでは時間はかかりましたが、ここから先は日々進歩ですからパソコンやスマホの性能向上のスピードと同じぐらいで加速する事でしょう。

自動車というよりは家電に近い存在ですからね。 今までの自動車のくくりで考えるのはちょっと違う気がしますので。

生きていくには当たり前や概念そのものが変わってしまったりとで折り合いをつけていくのが大変な時代です。 生きずらさ感じる事でしょう。 でもここまで100年以上私達の生活を豊かにしてくれた自動車が大転換期を迎え、変わりゆく姿を見れるのはとてもワクワクしています。

技術の発展で進化する変わりゆくスピードが速くなっている分、自動車というものが字の通り自動のクルマへと変わる姿を見れるのですから、現代に生まれて良かったなと私は思っています。

変わりゆく世界、変わりゆく自動車。 少しでも長く見ていけたらなと願うばかりです。


コメント