2018年新車世界販売ナンバー1はVW 日産は今年も2位

自動車

2018年度の新車販売台数が各メーカーの発表が出そろったので、ランキングが発表になりました。

日本勢ではトヨタそして日産がグループでフォルクスワーゲン(VW)の牙城を崩しにかかりましたが、残念ながら奪取ならずでした。 ということでVWが3年連続となる世界販売ナンバー1自動車メーカーとなりました。

1位VW 2位日産連合 3位トヨタ ベスト3の顔触れは変わらず

VWの販売台数は1083万4千台日産連合は1075万6千台、そしてトヨタグループが1059万4千台という結果になったようです。

3社共に1000万台という大台は超えてはいますが、大きな差は依然としてついていません。ただそう簡単にひっくり返せるほどではないのが現状でしょうから、2019年も恐らくこの顔ぶれは変わらないでしょう。

可能な生産台数として余力があるのは日産でしょうか? 国内市場は伸び悩んでいますし、余力としてはあるのではないかと。

ただ全メーカーがそうですが自国市場より世界展開で伸ばすしかないですから、日本で余力があってもあまり意味がないのかもしれません。

輸出企業というよりはより現地に根付いた企業へと進化しないと、今ではいろんな問題が出てしまうので、いきなりドンと台数を増やすというのは難しいでしょう。

この辺りは無理せずに地道に市場開拓をしていくしかないでしょう。 そう考えるとアメリカの失敗を踏まえて大きな拡大ではなく地に足をつけて地道に拡大しているトヨタが今後伸びるかもしれません。

2018年の中国市場でも大きく躍進したのはトヨタですから、地道に活動してきたトヨタが今後は伸びてくる気がしています。 スズキというパートナーを得てインドでも足掛かりを作りましたし期待感が持てるのではないでしょうか?

1位VWは2017年よりも約10万台増

VWの2017年の販売台数は1074万2千台でしたから、2018年は約10万台増となっています。 中国ではあまり伸びなかったようですが、きっちりと実績は上げています。

EVへのシフトも今年からスタートするようで、大幅なリストラで体質を強化しつつ更なるステージへと昇ろうとしています。 EVへのシフトは部品点数の減少により省人化が進む事にもつながるので、企業体質という面から見てもうまくいけば財務状況もより良いものへとできる事なので自動車メーカーとしてもそれを望んでいるというのが本音でしょう。

しかし人員削減は痛みを伴うのでこれがどう影響を及ぼすかが気がかりではあります。 EVへのシフトはもはや国策ともいうべきものですが、まさかそれがリストラという痛みを伴うと思っていなかった方もいらっしゃるでしょうから、急速に事を運ぶような事があった場合の出来事は想像できません。

2017年からは 2位の日産は約15万台増 3位トヨタは約5万台減

日産は1060万8千台でしたから15万台増、トヨタは1038万6千台でしたので5万台減となりトヨタだけが減少となりました。

トヨタは国内では圧倒的なシェアをとっていますが、世界という視点で見ると全てがうまくいっているわけではないという事ですね。

弱点だった欧州ではハイブリットが見直される事になった事も有り、伸びていますがそうでもない地域もありますので3社のなかでは唯一の減少となりました。

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急速に進むEVへの流れはトヨタにとっては弱点となるのか?

ハイブリットの進化の先行きがもう見えないと言われています。 ギアの多段階化で高速での対応が可能ななる新型も出ていますが、ただでさえ複雑なシステムがより複雑になるのはメリットでもあるのですが同時にデメリット生んでしまいます。

価格高騰とシステムの大型化です。 システムが増えればスペースが必要になる重さも増します。 重さは燃費に悪影響がでますので、この辺りの判断が難しいものとなりますね。

またシステムがプラスされるという事はそれだけ価格も上昇するわけです。 なので多段階のギア搭載のハイブリットは高価格帯のクルマで価格を抑えるしかないのが現状です。 ですので売れ筋には今のところ搭載できるコストではないのです。

しかしEVはトヨタは遅れているとは言われていますが、ハイブリットで培った電動技術とバッテリーのノウハウはEVでいきますからスタートダッシュは失敗しましたが、私はトヨタにとっては先頭で走らないのが有利かなとも感じています。

トップランナーだと無理してでもって部分は出てくる事もあるでしょうが、そうでもないという事はじっくりと開発できるという事にもなります。 今のところやっとガソリン車並みの航続距離を達成したというところですから、バッテリの性能だけで一気に追いつけるのを考えても後出しじゃんけんでいいと思います。 トヨタは得意ですからね。

どっちに転ぶのか予測がつかないのが日産

ハイブリットでは完全な蚊帳の外でしたが、e-powerの登場で状況は一変しました。 これが全車種へと搭載が進む事で取り巻く環境は大きく変わっていく事でしょう。

ハイブリットとは違い走行はリニアな加速のEVで燃料は従来通りのガソリンですし新しい技術ですのでまだ発展途上という事を考慮するとまだまだ未来があるエンジンですから、大化けの可能性を感じます。

販売面ではこのe-powerのおかげで他社からのユーザを取り込む事は出来ると思っています。 しかし問題はルノーとの関係、そして前会長との裁判の行方でしょう。 もし両方とも悪い方向へといった場合を考えるとゾッとします。

さすがにインパクトが世界的に広まっているので、これが評判やブランドイメージにどれだけ影響が出てしまうのかが問題となるのではないでしょうか?

日本ではこうなって当然という意見が多いようですが、世界で見るとそうではない所もあるようなのでそのあたりがとても気がかりです。

各社いろいろあるとは思いますが2019年もこの3社が中心となってナンバー1の座を争うのは間違いない事でしょう。 私はなんとか日産に頑張ってほしいと思っているので、今年こそは首位奪還成し遂げてほしいものです。

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