令和元年も終わりとうとう東京オリンピックが開催される2020年がスタートしてしまいましたね。
増税後の緩和対策も終わりますし、更に厳しい時代が始まるのかと思うと、庶民はオリンピックどころではないですよね・・・・。
嘆かずにはいられないと思うのは私だけではないですよね?
さて2020年がスタートした事で、2019年の実績が発表されましたので、ランキングの方を見てもらおうと思います。
2019年12月 新車販売総合ランキング
1位 N-BOX(ホンダ) 1万6865台(1.6%増)
2位 スペーシア(スズキ) 1万2270台(1.0%増)
3位 デイズ(日産) 1万 105台(0.9%減)
4位 カローラ(トヨタ) 9186台(43.6%増)
5位 ライズ(トヨタ) 9117台(―)
6位 タント(ダイハツ) 8081台(17.6%減)
7位 プリウス(トヨタ) 7566台(7.2%増)
8位 シエンタ(トヨタ) 7279台(19.4%減)
9位 ムーブ(ダイハツ) 6961台(24.4%減)
10位 フリード(ホンダ) 6520台(10.9%増)
あっさりN-BOXが定位置に戻る

ダイハツ・タントがやっと首位の座を奪取したと思ったのですが、三日天下ならぬ1月天下であまりにもあっさりと首位の座から転落してしまいました。
しかも競って負けたのではなく、N-BOXに約2倍の差をつけられての大負けです。 増税後の影響があるとはいえスペーシアもそこまで落ちていない事を考慮すると、首位を奪える魅力は無いクルマであった可能性が高いと考えざるを得ません。
新車効果がきれる今後を考えると、不振とは言わないまでもN-BOXとスペーシアとは勝負は出来ないと考えるのが普通でしょう。
正統進化をしていて決して悪くはないだけに、N-BOXの魅力を上回るのはN-BOXしかないのかもしれませんね。
トヨタ車強し、トップ10は軽自動車とトヨタ車になってしまうのではないかとさえ思う
トップ10のうち5台が軽自動車、5台が登録車となりました。
変わらず軽自動車を求める声が大きいので、今後もその傾向は変わらないと思います。
しかし登録車の勢力図はますます差がつきそうな気配になっています。
11月からその傾向が出ていたのですが、今月はトップ10圏内の登録車のトヨタ車が4台となりました。
先月はトップ10圏内の登録車全てがトヨタだったのですから、ホンダ・フリードにより今月は阻止された形になっています。
日産・ノートがさすがにモデル末期で今年フルモデルチェンジを控えていますから、台数が稼げなくなってきているのもありますので、今後もトヨタ車が占めるとは限りませんがその傾向は続くと思います。
出す新車がほぼ全て外れていませんし、需要もしっかり読めている戦略を先手を取ってラインナップが出来ていると感じます。
グローバルでの戦略も無理していませんし、コツコツと努力を続けているまさしく日本メーカーならではと感じます。
努力と挑戦を王者が続けているのですから、横綱相撲というべきなんでしょうね。
第2世代のe-power搭載車の登場で少しは流れが変わるでしょうが、トヨタ優勢トヨタ一強の時代が2020年から始まりそうな気配を感じずにはいられません・・・・。
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