日産・デイズは2019年4月、ダイハツ・タントは7月にフルモデルチェンジを受けて登場しました。
デイズは好評ながらここまで猛追ともいかずにいましたが、軽スーパーハイトワゴンを日本一にまで押し上げた立役者ダイハツ・タントはN-BOXの牙城を崩せる今最有力候補です。
新車効果のあるここ数か月が勝負となります。 一矢報いたいタント、まず最初の月となる8月はどうだったのでしょうか?
早速見ていただこうと思います。
2019年8月 新車販売総合ランキングトップ10の発表
やはりN-BOXの牙城を崩せませんでした・・・・。
長期休暇もあり動きがでずらいタイミングもあり2万台は割ったものの流石に強いです。 これでN-BOXは24ヶ月連続ナンバー1となりました。
2017年9月1日にフルモデルチェンジを受けて販売開始していますから、現行モデルでは未だに1位の座意を譲っていないという事になります。
タントとN-BOXの差は1444台。 されどなのかまだまだなのかどう捉えるべきかは悩むところですが、決して少ない差ではありませんからやはり難しいのかと思わざるをえません。
ただまだ販売後初の1月分ですから、来月以降に期待しましょう。
軽自動車が5台 登録車が5台 今月は登録車が頑張った

今月はランキング内に軽自動車は5台となりましたが、1~5位独占そして1万台を超えているのは軽自動車だけとなっています。
日本の主流は改めて軽自動車となっているのだなと実感します。
非正規労働者や自動車離れがこれからも進むでしょうから、この傾向はしばらく続く事でしょう。 これに変化が出るのは自動運動者の登場を待たないといけないでしょう。
今月注目してもらいたいポイントはタントの動向ともう1つ登録車の顔触れにあります。
というのもプリウスを始めアクア・ノートは今や低燃費がマストである日本市場においては既に定番となった車種です。
しかし今月はこれらを差し置いて強さを見せたのはシエンタとセレナです。
いわゆるミニバンに属する2台ですが、流行とはいかないまでもコンパクトサイズに匹敵する程の定番として定着したと言っても良い事でしょう。
N-BOXやタントを始めとする軽スーパーハイトワゴンから始まりその上のクラス(コンパクトカー)のシエンタ、ミドルクラスのセレナ、上級クラスのアルファードと今売れているというのはミニバンやそれに近い系譜であることからしても、いつの間にやら市場の中で形成されたといってもよいのかもしれません。
ミニバンは世界の次なるトレンドになるのか?
日本で売れたからトレンドになるとは言い切れませんが、日本というフィールドで鍛えられ磨かれたミニバンは世界でも受け入れられるのではないかと個人的には思っています。
本格的な悪路は難しいとしても、それ以外はこれで対応できますし通勤通学からロングドライブまで苦にしません。
1台で何役もこなせるというのは現代において大切な事なので期待出来る気がします。
あれだけセダンから長く変わらなかったタクシーでさえ、使ってみたら便利で体格の大きい外国の方も余裕ということで背が高いクルマが採用が相次いでいます。
道路事情などは各国で違いますのでボディサイズの適したサイズは変わってくるでしょうが、あり得るのではないでしょうか?
自動運転車を今後見据えるとしても、今後は利用すると考えるとゆっくるくつろげるものが好まれるでしょうから、そういった先の事も踏まえても可能性は高いと思います。

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