FCAとPSA統合で自動車メーカーの再編が動き出す?

自動車

フィアットとクライスラー擁するFCAとプジョーとシトロエン擁するPSAによる対等合併が発表されました。

日本ではメーカーと深いかかわりがある部品メーカーの再編が動き出していますが、とうとう世界では自動車メーカーの中堅同士のFCAとPSAによる合併が発表されました。

自動車始まって以来の変革期を迎える先の見えない戦いが始まっています。 この荒波を超えるには力の結集が不可避でしょうから、自動車再編が本格的に動きだすのでしょうか?

FCAとPSA合併で世界4位メーカーが誕生

両社の合併で合計約870万台の販売台数を誇る巨大メーカーがたんじょうすることになりました。

アメリカのGMを抜いて4位となりますので、勢力図は大きく変わる事になりそうです。

という事で2018年度の世界自動車販売台数ランキングを5位までを見てみましょう。

1位  フォルクスワーゲン   1083.4万台
2位  ルノー・日産・三菱   1075.7万台
3位  トヨタ         1060.3万台
4位  FCA・PSA       870万台
5位  GM          838.4万台

            

トップ3は1000万台を超えるグループとなっていますので、まだ差はあります。
簡単にはぬけませんね。 更なる合併がなければ・・・・。

ただその分下位からの追い上げも台数の積み増しも簡単には進まないので、今のところ安泰でしょう。

この順位が変わるとしたら上も下も合併でしかないという状況です。
ただそれが起こる可能性が高いですから、近いうちにこのランキングも変わるのかもしれません。

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VW型のグループ企業は強い

3年連続して世界一位を獲得しているだけあってフォルクスワーゲン(VW)は強い体制ではあります。
日産グループとの差はわずかですが、簡単には抜けなないでしょう。

というのもハイエンドクラスから大衆車までうまく分担できるブランドの整理が出来ています。 よっぽど失敗しなければ始まりから終わりまでグループ内企業のブランドで賄えるのです。

新規開拓も大事ですが離れていくユーザーを減らすというのも、大切になってきます。 規模規模だけにありとあらゆる対策を施さないと綻びが出てしまいますからね。

面白い組み合わせなので可能性があるのは、日産連合とFCAの連合です。
というのも得意としている地域が違うので、クラスが同じブランドであっても数は伸ばせる可能性があります。

数によるコストダウンで競争力も上がりますから、これはこれで成長途中ならば面白い事になる可能性はあります。

特にFCAグループはブランドがハイクラスから大衆車迄揃っていますから、この合併からの成長でも上を目指せるでしょう。

そう考えるとトヨタが一番大きな伸びを出すのがきついのかもしれません。
GMは現状では世界的には難しいのが前提です。

日本も安泰ではないので注意深く見る必要がある

日本メーカーは日産グループもしくはトヨタグループ関係なので安泰としたいところですが、合併が続けばあっという間にトップ3からも転落してしまいます。

日本は自動車産業が基幹産業ですから、対岸の火事ではいられませんから注意深く見ないといけません。 

自動車関連に従事するのが国内では500万人を超えていると言われています。 裾野の広い産業だけに多くの人が関わるのが自動車です。

成長によるものであれば予想は出来準備もできますが、合併となると一気に状況が変わりかねません。

それが世界規模で起こるのですから、部品メーカーも含めると何がどう影響を起こすのか予測すら難しいでしょう。

なので対岸の火事と思わずに、いろんな情報を精査する必要はあるでしょう。

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