トヨタがヤリスで参戦している世界ラリー選手権(WRC)において、現在エースドライバーのオィット・タナックが年間チャンピオンポイントで1位を死守しています。
今季14戦中すでに11戦のラリー・トルコまで終了時点で、トヨタ・タナックが首位に立っています。
残り3戦となっていますが、今季好調なだけに悲願のドライバーズチャンピオンと逆転での2年連続トヨタによるマニュファクチャリングの獲得を期待しちゃいます。
昨年まで6連覇中のセバスチャン・オジェが立ちはだかる
ドライバーズチャンピオンシップはすでに3位のヌービルまでの3人に絞られています。
しかし見て乗通り点差は30点。
1位の獲得ポイントが25点なのを考えると、全く安全圏ではないのです。
直近のトルコもオジェが優勝でタナックはポイント圏外だった事もきになりますね。
そしてもう1つ大きな壁となりそうなのが、2位につけるオジェは現在6連覇中の絶対的なチャンピオンなのです。
昨年も最終戦までもつれましたが、オジェはチャンピオンに輝きました。
チャンピオンレースは今年で3年連続で経験しているものチャンピオン経験はありません。 しかし昨年はチャンピオンは取れませんでしたが最多ステージ勝利とトヨタに復帰後初のマニュファクチャラーズタイトルももたらすなどもしました。
経験的にも問題ないでしょうから今年こそはやってくれるのではないかという期待感があります。
そして今季は好調をキープしているので、マシンに問題が出なければやってくれる可能性が高いのです。
11戦で5勝 なので期待してしまう

11戦終了時点でポイント圏外が1回とここまでポイントを順調に稼いでいます。 そしてリタイアもありません。
どう見ても順調であり、優勝の回数から見ても間違いなさそうなのですが、その割には点数が離れていないという疑問が・・・・。
最大のライバルのここまでの結果も見てみましょう!
優勝回数こそ3回とタナックには及ばないものの、表彰台回数は7回とタナックに並びます。
少し差がついたのはポイント圏外が1回多いだけなんですね。
オジェも負けず劣らず安定した成績を残しているのです。
マシンではなく最大の壁は絶対王者オジェ
成績から見ても見劣りしないオジェはやはり王者の風格を漂わせています。 もう鉄板ですよね~。
なのでタナックがチャンピオンに輝くには追ってくる王者に負けないメンタルがカギになるでしょう。
追うほうがこうなると優位だなんて言いますから、最終戦までになんとしても点差を広げたいところです。
最終戦までもつれるとかなりのプレッシャーの中戦う事になりますから、それだけは避けたいところです。
7連覇がかかるオジェですから、最後まであきらめることは無いでしょうしそれを期待してはいけません。
勝ち方もよく分かってますでしょうから、何にしても最強の相手である事は確実です。
15年の競技経験を持つ31歳のタナックですから、きっと絶対王者の壁を破ってくれる事でしょう。
残り3戦ですので遠く離れた日本から、トヨタファン・WRCファンの皆さんを中心にして応援しましょう!
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